暑くなると麦茶をよく飲む人が増えますね。
自宅で煮出すと、買うより安く済むのでお財布にも優しいです。
自家製麦茶を作る家庭が多くなっていますが、
「作った後、いつ冷蔵庫に入れるべき?」
「どれくらい冷ませばいいの?」
といった疑問があります。
こちらで、次のことを解説していきますね
・麦茶を冷蔵するベストなタイミングは?
・どれくらい冷ませばいいのか?
・煮出し麦茶を一晩室温で放置するのは安全か?
・麦茶を素早く冷やす方法
煮出した麦茶を冷ますのは時間がかかりますが、忙しいときに便利な効率的な冷やし方も紹介します。
冷蔵庫での麦茶保存はいつ入れる?適切な冷却温度は?
煮出した麦茶は、温度が十分に下がってから冷蔵庫で保存するのが良いです。
麦茶を冷蔵するのに最適なタイミングは、温度がしっかりと下がった後。
麦茶をまだ温かいうちに冷蔵庫に入れると、麦茶の熱が冷蔵庫内の温度を上げてしまい、他の食品に影響を与えることがあります。
冷蔵庫の温度が高くなると、保存している食品が早く傷む原因にもなりますよね。
ですから、麦茶が十分に冷めるまで待つことが重要です。
みなさんの家庭では、麦茶をどれくらい冷ましてから冷蔵庫に入れていますか?
また、「冷却」とは具体的にどういう状態を指すのでしょうか?
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「冷却」とはどういう状態か?
・湯気が消えて、手で触れても熱く感じない温度。
・安全に手で触れられる温度である。
これらの条件が満たされたら、麦茶は「適切に冷却されている」と言えます。
冷却がされた麦茶は、他の容器に移し替えてすぐに冷蔵庫に入れるのが良いです。
麦茶のボトルは冷蔵庫に収まりやすい、サイズ感が便利ですよ♪
麦茶を一晩 常温で放置しても大丈夫?
多くの人が経験あるかもしれません。
煮出した麦茶を、夜通し室温で置いてしまったことないですか??
実は、煮出し麦茶を室温で一晩放置するのはおすすめできません。
特に夏場は、室内温度が40度近くまで上がることもありますから。
室温で放置すると、たとえ3時間だけでも麦茶が悪くなる可能性があります。
一般的には、煮出した麦茶は室温で放置しない方が良いとされています。
では、なぜ麦茶はこんなにも傷みやすいのでしょうか?
麦茶の特性とは?
麦茶は焙煎された大麦から作られています。
大麦にはデンプンや糖質、タンパク質が含まれており、これらが焙煎で香ばしい香りを放ちます。
しかし、煮出しによってこれらの成分が液体に溶け出すと、微生物の栄養源になり、雑菌の増殖を助けることになります。
そのため、麦茶は他のお茶よりも傷みやすい特性を持っています。
煮出した麦茶が30度から40度の温度になると、雑菌がさらに増えやすくなります。
麦茶は作ったらすぐに冷ますことが大切で、室温で長時間放置するのは避けましょう。
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効率的に麦茶の粗熱を冷ます方法
沸かした麦茶を常温で保存しないほうが良いと説明しましたが、
「煮出した麦茶をどう冷却するか?」
「急いでいる時に麦茶の粗熱をどう冷ますか?」
といった疑問があると思います。
ここで、麦茶の粗熱を迅速に取る方法をご紹介しますね。
麦茶の粗熱を速く取る方法
①まず、ボウルに氷を四分の一程度入れ、その上に氷以上の水を加えて冷水を作ります。
②煮出した麦茶のポットを冷水に沈め、触れる温度まで冷まします。
③冷めたら、すぐに保存用の容器に移し替え、冷蔵庫で保存してください。
氷水を使うと、麦茶の冷却がぐっと速くなります。
さらに、煮出した麦茶のティーバッグは使用直後に捨てることが推奨されます。
これにより、麦茶の品質が保たれ、保存期間も長くなります。
忙しい時には、即席で使える濃縮麦茶もとても便利です。
これは市販の麦茶を購入するよりもコスト効率が良い選択肢となりますね。
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麦茶の冷蔵保存の適切なタイミングと冷却方法まとめ
・煮出した麦茶は、冷めてから冷蔵庫で保存するのがベストです。
・「粗熱をとる」とは、麦茶がもう湯気を出さず、手で安全に触れる状態のこと。
・煮出した麦茶を一晩室温で放置するのは避けた方がいいです。麦茶が腐るリスクが高まります。
・煮出し後の麦茶を氷水で冷やすと、すぐに粗熱を取ることができます。
以上の4つのポイントに注目して説明しました。
煮出した麦茶を冷蔵保存する正確なタイミングは、麦茶が手で触れる温度になったときです。
この状態になれば、すぐに冷蔵庫に入れて保存するのが適切です。
こうした具体的な基準を理解しておくと、麦茶を適切なタイミングで冷蔵庫に移すことができ、麦茶の鮮度を保ちながら安心して楽しむことができます。
また、氷水を使うと麦茶が早く冷めます。
特に急いでいるときに便利ですね。
麦茶を適切に冷やすと、保存期間も長くなり、冷蔵庫で約3日間持つようになります。
家庭で麦茶を作る際は、ぜひこれらの情報を活用してください♪