キッシュが上手に固まらない一番の理由は、生地の水分が多すぎるからです。
キッシュを作って、中がちゃんと焼けずに崩れてしまったこと、ありませんか?
この記事では、キッシュがうまくいかない理由や、中の卵をキレイに焼く方法、オーブンを使わずに簡単にキッシュを作る方法、切ってみたら焼き足りなかった時の対処法をわかりやすく紹介します。
料理が苦手な人でも、この記事を見れば、おいしいキッシュが作れるようになります。
キッシュが固まらない理由
キッシュが上手に固まらないいくつかの理由を説明します。
卵、牛乳、生クリームの配合が間違っている
キッシュを作る時、卵と牛乳や生クリームを1:1の比率で使うことが多いです。
でも、この比率を変えてしまうと問題が起こることがあります。
特に、牛乳や生クリームを多めにしたり、小さめの卵を使うと、卵が足りずに固まりにくくなります。
低脂肪のスキムミルクや豆乳を使うとさらに固まりにくくなることがあるので、キッシュには高脂肪の乳製品がおすすめです。
アレンジする前に基本のレシピをしっかり学びましょう。
野菜の水分が多い
ほうれん草やトマトなど、キッシュに使う野菜は、加熱すると水分がたくさん出ます。
この水分が原因で生地がべちゃっとしてしまうことがあります。
野菜を炒めたら、粗熱を取ってからキッチンペーパーで水分をしっかり拭き取ります。
そして生地に加えるのがコツです。
焼く温度と時間が足りてない
オーブンの予熱が大切で、キッシュを均一に焼き上げることがポイントです。
焼き終わったら竹串でチェックしてみてください。
生地が竹串についていれば、まだ焼き足りない証拠です。
その場合は温度を少し下げて、もう少し焼きましょう。
スポンサードリンク
焼いても中の卵液が固まらない時の解決法は?
材料の比率を間違えると、キッシュの中身が固まりにくくなることがあります。
オーブンで焼いている最中に、中心がなかなか焼けない時は、アルミホイルで中心部を覆って、さらに焼き続けるのが良い方法です。
どうしても中が固まらない場合は、電子レンジで少しだけ加熱するのも効果的です。
失敗しないためには、卵液を加える前にパイ生地を先に焼く予焼きが大切です。
パイ生地が膨らまないようにするには、重しとしてタルトストーンを使うと良いですよ。
予焼きが面倒に感じるかもしれませんが、この工程を踏むことで生地がしっかり焼け、キッシュ作りの成功率がぐっと上がります。
ただし、空焼きをする時は、生地の側面が高温で焦げないように注意しましょう。
スポンサードリンク
フライパンや炊飯器で作ったキッシュ、再加熱はいる?
フライパンや炊飯器を使えば、パイ生地無しで手軽にキッシュが作れます。
フライパンでキッシュを作るなら、バターを塗って蓋をして弱火でじっくり加熱すると美味しくできあがります。
炊飯器を使う方法もあります。
卵と具材を混ぜて炊飯器の中に入れ、普通に炊くだけ。
炊き終わったら、炊飯器を逆さにしてキッシュを出します。
ただ、炊飯器を使う時は火傷に注意しましょう。
また、使う炊飯器がキッシュ作りに適しているか確認することが重要です。
炊飯器で作るキッシュは、レシピ通りに作れば失敗しないので、料理が苦手な人でも簡単にできます。
この方法で作ったキッシュは、普通はレンジで温めなおす必要はありません。
スポンサードリンク
切ってみたら中が生?焼きあがり後の応急処置
焼いたキッシュを切ってみたら、中がまだしっかり焼けていなくて、生地が湿っていることがあります。
そんな時、パイ生地を使ったものであれば、フライパンにバターを少し塗って、中心の生焼けキッシュを弱火で慎重に加熱するのがおすすめです。
この時、フライパンに蓋をしたり、アルミホイルで覆う方法がgood♪
実は、キッシュは焼きたてよりも冷めてから食べる方が良い料理です。
もし、中を完全に焼きたいけど不安なら、焼き終わったキッシュをオーブンにもう少し置いておくといいですよ。
オーブンの残熱でじっくり中まで火を通し、取り出してからしっかり冷ませば、生地がきちんと固まっているのを確認できます。
そうすれば、安心して美味しくいただけます。
スポンサードリンク
まとめ
・キッシュを上手に作るためには、卵や牛乳、生クリームの比率を正確にすること、具材から出る水分を適切に管理することが大切です。
・キッシュがちゃんと焼けているか確かめるには、焼き上がりに中央に竹串を差し込んでみるのが良い方法です。
・中心部が十分に温まっていない場合は、その部分だけをアルミホイルで覆って、再度加熱すること。
・キッシュの生地を作る時は、最初に生地を空焼きすることがおすすめです。パイ生地を使わない場合でも、フライパンや炊飯器を利用して簡単に作れます。
・もしキッシュの中が生焼けだった場合、フライパンで加熱することが有効です。
キッシュ作りのポイントやコツをご紹介しました。
これらのアドバイスは、初心者から経験者まで、どんなレベルの方にも役立つはずです。
簡単なものから挑戦してみてください。