コトモノつづり

40代子育て中。気になる物や事柄を気ままに綴ります。たまに育児備忘録。

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りんごジャム作りにレモンなしだとどうなる?レモンの役割となくても作る方法!

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りんごジャムを作る際には、よくレモン汁が使われますが、家にレモンがない時はどうしたら良いのでしょうか?

レモンなしでジャムを作ることはできるのかな?

レモンなしで作ったリンゴジャムの味や食感はどう変わるのかな?

と、気になることもあるかと思います。

そこで、今回はりんごジャムにレモンを加える理由や、レモン無しの場合はどうなるのか?についてご紹介します。

 

この記事でわかること

・りんごジャムにレモン汁を入れるのは、ペクチンの働きを利用して、ジャムにとろみをつけるため

・レモンがなくてもクエン酸を代用してりんごジャムを作ることができる

 

そのほか
・りんごジャムに適したりんごの種類についても、ご紹介します。

本文で詳しく説明していきますので、ぜひ最後までお付き合いください♪

 

りんごジャムにレモン汁を加えるのはなぜ?

りんごジャム作りにおいて、レモン汁の役割はとても大切です。

その役割にいて、一緒に見ていきましょう。

 

ジャムのとろみを生み出すため

りんごジャムにレモン汁を加える主な目的は、「ジャムのとろみを出すこと」にあります

果物に含まれるペクチンという成分が、特定の条件下で液体をゲル状に変える力を持っています。

このペクチンについては、後の章で詳しくご説明しますね。

リンゴの種類によっては、レモン汁を加えなくてもジャムに適度なとろみが出ることもあります。

ジャム作りの途中でとろみが足りないと感じたら、レモン汁を加えて調整するのがおすすめです。

 

ペクチンとは何か

ペクチンは、リンゴやレモン、オレンジなどの柑橘類の皮に多く含まれる成分で、水分を吸収し細胞間を結び付ける役割を果たします。

このペクチンには「液体をゲル化させる働き」があり、ジャム作りではこの性質を利用してとろみを出します。

ペクチンがゲル化するのは、糖度が55度以上、pHが3.5以下の環境のときです。

レモン汁を加えることで、ジャムの液体が酸性に傾き、ぷるぷるとしたジェリー状に変わります。

 

レモンがなければ固まりにくい

先述の通り、ペクチンの作用はレモン汁の存在に大きく影響されます。

レモン汁がない場合、ジャムが緩い状態になったり、リンゴ煮のような仕上がりになることもあります。

市販のジャムのようなしっかりとした固さを目指すなら、レモン汁の使用がおすすめです。


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レモン無しでもできるりんごジャムの作り方

家にレモン汁がなくても大丈夫!

レモン汁を使わずにりんごジャムを作る方法をご紹介します。

手軽に作れるので、ぜひ挑戦してみてくださいね♪

 

準備する材料

レモン汁を使わないりんごジャムに必要な材料はこちらです。

【材料一覧】

・リンゴ:お好みの量でOK

・砂糖:リンゴの重量の30~50%(糖度が高いほど保存性がアップします)

クエン酸:リンゴ200gに対して小さじ1/4程度

 

クエン酸はレモンの代わりに使用します。

画像クリックで楽天のショップへ飛びます。

 

クエン酸がない場合は、市販のレモン果汁や他の柑橘類の皮(味が変わる場合があります)、リンゴの芯を利用して煮込むのも良いですよ。

 

作り方

レモン汁を使わないりんごジャムの作り方を、ご案内します。

 

<レモン汁不使用のりんごジャムレシピ>

1.リンゴをよく洗って、皮と芯を取り除きます。

2.約5mm角に切るか、お好みですりおろすなどして準備します。
(手軽に作りたい場合は、粗みじん切りでも大丈夫です)

3.リンゴ、砂糖、クエン酸を鍋に入れ、中火から強火で沸騰させます。

4.沸騰したら、焦がさないように注意しながら弱火で10~15分程度煮詰めます。

5.消毒した密閉容器に移して冷ますと、ジャムの完成です。

 

この作り方はとてもシンプルで、切って、混ぜて、煮るだけ。

朝食のヨーグルトやパン、料理の甘味料としても活用できます。

色々な使い方を楽しんでみてくださいね♪


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ジャム作りに最適なリンゴの選び方

美味しいリンゴジャムを作るためには、適したリンゴの品種を選ぶことが重要です。

ここでは、ジャム作りにぴったりのリンゴの品種についてご紹介します。

 

紅玉(こうぎょく)


 

ジャム作りに最も適したリンゴの一つが「紅玉」です。

この品種は、酸味が際立ち、果肉がしっかりとしていて煮崩れしにくいのが特徴です。

加熱しても形が保ちやすいので、ジャムはもちろん、アップルパイなどのデザート作りにも最適です。

 

陸奥(むつ)


 

陸奥リンゴは、アメリカの品種と国産の品種を掛け合わせて生まれた品種です。

適度な酸味と硬さを持っているため、ジャム作りに適しています。

独特の風味が特徴で、ジャムにするとリンゴの香りが豊かに広がります。

 

ジョナゴールド


 

ジョナゴールドは、甘みと酸味のバランスが良く、市場でよく見かける人気の品種です。

紅玉の交配品種であるため、酸味を感じますが、紅玉ほど強くはありません。

そのまま食べても、またジャム作りにも適していると言えます。

 

それぞれの品種には特徴があり、ジャム作りでその特性を活かすことで、より美味しいジャムができあがります。

お好みや用途に合わせて、最適なリンゴを選んでみてください。


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ジャム作りで知っておきたいポイントまとめ

この記事では、リンゴジャム作りにおいてレモン汁が果たす役割と、ジャム作りに最適なリンゴの品種に関してお伝えしました。

 

主なポイントをまとめると、以下の通りです。

・リンゴジャムにレモン汁を加えると、ペクチンが活性化し、ジャムに適したトロミが得られます。

ペクチンは糖度が55度以上、pHが3.5以下の環境でゲル化する特性を持っています。

・身近なリンゴを使ってもジャムは作れますが、特にジャム作りに適した品種も存在します。

 

リンゴジャムを作る際にレモン汁をどう使うか、そしてどのリンゴを選ぶべきかについての理解を深めていただけたなら幸いです。

この記事を最後までご覧いただき、ありがとうございました♪  


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